畳は昔からリサイクル製品

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環境保護の観点から、
リサイクルについていろいろな事が言われる昨今ですが
畳なんか何十年も前から
リサイクルに取り組んでいます。
当然のように。

少し前の畳は畳床(たたみ芯材)が稲ワラ、
畳ゴザは天然い草で、
縁(へり)は天然綿糸製。

数年に1度、ゴザを取り替えて新しくし、
外した古いゴザは
畑で雑草防止用に地面に敷かれて土に帰り、
たたみ床(芯材)も果樹園などの雑草防止用に。

最近の畳床(芯材)のだって、
建築廃材、パルプにならない木材、
古紙などのリサイクル品と
ポリスチレン発砲発泡断熱材から出来ている。

畳を製造する時も、当然寸法に合わせて切断するので
材料の半端材が排出される↓


当店ではこれを手作業で分別↓

木質繊維板・ポリスチレン発砲発泡断熱材・その他紙など

木質繊維板は、薪ストーブの焚きつけ用に
薪燃料販売店へ引き取られます。

ポリスチレン発砲発泡断熱材は、製造メーカー(ダウ化工株式会社)
専用リサイクル袋でメーカーへ戻されて再利用



産業廃棄物として処分すればそれまでですが

「もったいない」と思うと、タダ捨てる事が出来ません。

当店では使う材料だけではなくて
こんなところにもこだわって仕事をしているんです!!。
<(`^´)>エッヘン

ただ、手間もかかるし、
売り上げに結びつかないのが悩みの種です・・・
(・_・、)


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このページは、neoが2009年12月16日 23:12に書いたブログ記事です。

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