御柱のはなし。

いよいよ明日、9日から諏訪大社 下社の山出しが始まります。

 と、その前にちょっとだけ「御柱祭」について。

御柱祭とは、7年に1度(6年間隔)で行われる

諏訪大社に1200年続く伝統のお祭り。

その昔、諏訪大社の建物を建て替える代わりに

神社の境内四隅に、

山から切り出した大木を建てたのが始まりと言う説もある。

 

諏訪大社には茅野市に「上社」(かみしゃ)

下諏訪町に「下社」(しもしゃ)

が有り、さらに上社には「前宮」「本宮」の2つの神社が、

下社には「春宮」「秋宮」の2つの神社がある。

そしてそれぞれの4隅に

4本の「御柱」といわれるもみの大木が立てられるので

諏訪地方には大社の御柱が全部で16本の柱が存在する。

 

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この長さ約17m、直径1m余り、重さ10トンを超える巨木を

山から切り出し、人力のみで各神社までの道中を曳いて、

最後に社殿を囲むように四隅に建てるのだが、

4月に3日間かけて山から運び出すのが「山出し」

5月同じく3日間に町中を境内まで曳き付け、建てるまでを「里曳き」

と呼び、これら全ての総称を

「諏訪大社 御柱祭」と言います。

 

そして明日から始まるのが下社山出し。

引っ張る柱は地域ごとに決まっており

私の地区は10日に下社、秋宮四の柱を曳き付けます。

集合はなんと、朝の三時半!!!!( ・_・;)

しばし更新は出来ないと思いますが、

地域のケーブルネットテレビがネット中継と

情報提供してます。

是非ご覧になってみて下さい。

 

LCVネット 御柱情報サイト

 

御柱祭 ネット中継サイト

 

さらにさらに、5月に行われる「里曳き」では

区の長持ち保存会で、

長持ちと笠踊りの披露もするとのこと・・

毎晩公民館前で厳しい練習、練習です。

 

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