敷き込みという名の納品。

お寺敷き込み作業の様子です。
左側が今回立て替えた庫裏(くり)、右の古い建物が本堂。

↓なんと言って欠かせないのはこれ

「ナラシ」という名の畳用万能かなづち。
余計な段差や出っ張りも これで叩いて平らに出来ます。
↓まずは裏から「ナラシ」で何カ所か叩きます。

畳が緩やかに膨らんだ格好になります。。
こうすることで、床に置いた時自重でで元に戻り、床の凹凸を吸収します。
↓指定の場所に持って行き、仮敷き込み。

↓畳寄せ(部屋を囲む角材)との段差を確認。

↓次に、隣の畳との段差を確認。

↓厚みが違う時は、ゴザを挿入し厚さ合わせ。

↓もう一度畳周りを確認。

これで一枚の敷き込み作業が終了。
これを枚数分、 104回 繰り返し行いました
最後に、ほうきで掃除しながら見逃した段差や、縁のずれを整えます。
タダ置いてくれば終わり、ってわけに行かないんですよー
  
↑敷くだけでも大変でしょ?↑